2024年9月21日 08:00
身体を作るために絶対必要な栄養素は「アミノ酸」、これが無ければ細胞を作る事ができません。
アミノ酸は現在まとめられているのは全部で20種類、この中でも身体で生成できないものが9種類あり、これらは「必須アミノ酸」と呼ばれ、身体を維持するためには食べて得るしかありません。
必須アミノ酸は肉類に多く含まれており、トリプトファン・リジン・ メチオニン・フェニルアラニン・ トレオニン・ バリン・ロイシン・ イソロイシン・ ヒスチジンの9種類です。
もし肉で摂れない場合は、乳製品や卵などでも数種類の必須アミノ酸を得ることは可能です。
しかし、肉類だけを食べていると乳酸が生成され身体が酸性に大きく傾いてしまいます。
これを中和するために、身体内では骨を溶かしてカルシウムをその中和剤として利用しているのです。
そして、余ったカルシウムは尿に溶け出し、尿管結石などを引き起こします、また中和出来ない乳酸は痛風を引き起こしてしまいます。
これを解消できるのが、野菜や海藻に多く含まれるナトリウムやカルシウムなどのミネラル成分なのです。
肉類を取らないと、新しい細胞が生成できずに内出血や肌荒れを引き起こし、肉類だけを食べると成人病の基となります。
これらから導き出されるのが、動物性食品と植物性食品とのバランスが重要ということです。
しかし、植物性でも注意が必要です、何と驚く事に植物性でも米や麦も実は酸性食品だということです。
米や麦は身体で糖に変わり、その後乳酸を再生し余ると脂肪に変わります。
植物性だからアルカリ食品だと思って安心はしていられません、つまり「米は健康食品」と言うのは嘘なのです。
結論的には肉は毎日食べる、ただ葉野菜や海藻も一緒に食べる、更にはご飯・パン・麺類は少なめ、ご飯食べたら甘い物は控えめにするというのを習慣にすると良いでしょう。