LBSソリューションは次代のIT革命！

ＬＢＳとは、位置情報を活用することによって生み出されるサービスの総称である。
現在のＬＢＳへの取り組みは、ＧＰＳや携帯電話の基地局から得られる位置情報を利用しているにすぎず本格的なＬＢＳソリューションが望まれている。
例えば、店舗内で位置情報を発信できる装置があれば、以下のような店内において顧客がどのような動きをするのかを調査することが可能となる。

また、ネットで発注してから来店することで、注文をせずにサービスを受けることができるサイレントオーダーが可能である。

このように、ＬＢＳはオンラインtoオフライン、いわゆるO2Oビジネスに最も適したソリューションとして期待されてきたが、上記のようなシステムを構築するには信頼性・確実性が高く、店舗内など近距離を確認できるデバイスが求められてきた。

ＬＢＳは、電波を使ったサービスは実現されているが、Elvisは音波（非可聴域音波＝→高周波帯の音波（＝ステルス音波）を使うことで実現しました。
音波の特性として音の届く範囲が対象となるので、音量を調整することにより容易にサービスエリアを設定することができる。
さらに、音波は方向を決めることができるため、専用の指向性スピーカーを用いれば、届けたい場所だけに情報を伝送することが可能となる。

以下に電波によるLBSの方式による違いを示す。BLEとはBluetooth Low Energyの略でiBeaconに代表される方式である。
NFCとはNear Field Communicationの略でsuicaに代表されるサービスである。

名称	GPS	BLE	非可聴域伝送	NFC
方式	電波(遠距離)	電波(中距離)	音波	電波(近距離)
距離	50m～数十km	30～50m	1m～数km	1cm～10cm
具体例	カーナビ	iBeacon	Elvis	suica