2024年11月11日 08:00
土の話し-1
一般的に言われる「土」とは正確には地球上の陸地の表面を覆う生物環境である「土壌」を意味しています。
「土壌」はとは岩石・粘土・有機堆積物などの物質的な総称を指し、岩石が風化した石や砂もそれらに含まれています。
「土壌」の大きな役割はまず植物の培地であると定義できます、例え硬い岩盤であっても僅かな隙間が有ります、そこに雨水などが留まることによってコケ類などが生息できるのです。
「土壌」のもう一つ重要な役割はバクテリアの生息です、好気性バクテリアが多く生息できれば「土壌」は活性化し植物に必要な栄養素を蓄えることが可能です。
対して嫌気性バクテリアが大量に発生した場合は「土壌」は腐敗し植物は芽を出すことさえ出来なくなります。
ここで、好気性バクテリアとは酸素を取り込んで生息できるバクテリアを指し、嫌気性バクテリアは酸素を必要としない、むしろ酸素は毒素となるバクテリアを指します。
「土壌」を豊かにその本来の持つ役割を健全に保つ為には栄養素も重要ですが、酸素が行き渡るためのある程度の隙間(微細空間)が無ければならないということです。
「土」と酸素(「波」=空気)、この関係性もまた運命波学では極めて重要な意味を持つものです。
ここで「海」や「湖」ですが、「海」は地球を覆う「土壌」の低いところに「水」が溜まってできたもので、その水は「土壌」が支えています。
「河川」は、「土壌」の高いところから低いところへ流れる「水」の道です。
その海や湖、そして河川の中には多くの動植物(「生命体」)が生息しています、この意味からも「土壌」は水や生命体の「培地」であるのです。
<続く>