2017年7月 3日 17:00
BIM照明計画活用事例 照明デザイン(3) オブジェの存在感を活かす光
オブジェの存在感を活かした光のデザイン
として間接照明を天井面と壁面を照らし
オブジェの存在感引き立たせてみました
光のデザインは「光の質」を大事にする必要があります。
今回は
空間コンセプトの表現建築を生かす「光の質」について
話してみたいと思います。
照明の効果を説明する時に、「白熱灯を使うと落ち着きのある温かい
イメージの空間になる」とか「蛍光灯を使うとさわやかでモダンなイメージ
の空間になる」といった表現が一般に良く使われてます。
これはランプの種類と空間イメージを結び付けた言い方です。
しかし、建築(インテリア)設計者であればそれ以前に、その空間に使われいる素材の特徴
を最大限に生かし、美しく見せるための「光の質」(要素)とは何か考えることが先決だったり
します。
私の場合、空間の特徴を「どれだけ的確に人に伝えるか」という観点が、本来の意味での、
空間(デザイン)コンセプトの表現につながるはずではないかと考えました。
光による空間コンセプトの表現
・建築テクスチャーの表現:光色・方向性
・空間イメージの表現:配光
・色や形の表現:照度