2025年6月13日 08:00
石鹸シャンプーブームが起きたことがあります。
頭皮に優しいと言われる石鹸シャンプー。
美髪・育毛のため、脱・シリコン、脱・合成界面活性剤を目指してトライしてみた方も多いのではないでしょうか。
試されたことのある方ならお分かりかと思います、石鹸シャンプー独特の洗い上がりのキシキシ感やベタベタ感。
この使用感がたまらず石鹸シャンプーを続けられなかったという方も多いようです。
石鹸シャンプーのよく言われるデメリットを見てみましょう。
・髪を傷めるおそれがある
・キシキシするのですすぎが大変
・しっかりすすいでも石鹸カスがフケのように残ってしまう
・しっかりすすいでもベタベタしてしまう
・洗い上がりや指通りがゴワゴワする
・慣れるまでに時間を要する
このキシキシ感は、石鹸が弱アルカリ性であるため起こるもの。
またベタベタ感は、アルカリに傾いた髪を戻すために酸性リンスをした際に起こりやすいものです。
髪も頭皮や皮膚同様に弱酸性です。
頭皮や皮膚は肌本来の機能で弱酸性に戻ることができますが、髪にはこうした機能がないため石鹸でアルカリ性に傾くとキューティクルが開いたまま髪を傷めてしまうおそれがあります。
このキューティクルが開いた状態が、上記のキシキシした指通りを生みます。
ヘアカラーやパーマなど薬剤の浸透はこのアルカリ性質が起こす髪への影響を利用したものです。
そのため石鹸シャンプーでは、酸性か弱酸性のものをリンスとして中和することで開いたキューティクルを閉じることができます。
石鹸シャンプーとセットで酸性リンス商品も売られていますね。
冒頭に述べた石鹸シャンプー特有のベタベタ感は、すすぎが不十分のままこの酸性リンスをした際に起こります。
石鹸は水のなかのミネラル成分と結合すると金属石鹸に変化します。
この金属石鹸が『石鹸カス』です。
すすぎが不十分で石鹸カスが残った状態のまま酸性リンスをするとこの石鹸カスが脂肪酸へと変化してしまいます。
脂肪酸になるとゆすいでもなかなか落ちません。
特に髪が傷んでいるとキューティクルの凸凹に脂肪酸が入り込みやすくなります。
また、頭皮や皮膚は本来の機能で弱酸性に戻れるとはいえ、石鹸シャンプーによるアルカリの刺激はないわけではなく、頭皮に拒否反応が出れば頭皮トラブルを起こす可能性もあります。
合成界面活性剤を使わずとてもお肌に優しいイメージのある石鹸ですが、石鹸シャンプーは洗浄力が比較的強く必要な皮脂まで取り除いてしまう傾向があり、頭皮の乾燥につながったり乾燥を補うために頭皮が皮脂を過剰に分泌します。
そうすると石鹸シャンプー特有のベタつきもさらにひどくなり、脂っぽくなります。
特に乾燥肌の方やアトピー肌など皮脂の分泌が少ない方には刺激の強い方法だと思われます。
ダンデリオンのヘア用シャンプーと従来の石鹸シャンプーとの大きな違いのひとつにphがあります。
この合成界面活性剤を使わない髪と頭皮の清浄、石鹸によってアルカリ性に傾いてしまう問題を解決すべく、メーカーさまが限りなく中性に近づけるため研究を重ねて7~7.5以下の中性~微アルカリを実現しています。
これまで述べてきた石鹸はph9~10の弱アルカリ性。
髪の毛のphは4~5くらいの弱酸性です。
ダンデリオンのヘア用シャンプーは髪や頭皮をアルカリ性に傾けず、髪が痛みません。
そして、中和の為の酸性リンスの必要をなくしています。
本来、アルカリ性の石鹸で洗髪しても数分~数十分すると皮脂も回復して元の弱酸性にしっかり戻るということが人間に備わっている自然治癒、回復力です。
頭皮が健康でないとこの自然治癒、回復力が働きません。そして健康な髪は育ちません。
ダンデリオンシリーズは、継続的に使用し続けていただくことで優しくケアしながら人間本来の自然治癒、回復力、肌本来の健康を取り戻していただくことを開発コンセプトにしています。
髪や頭皮の健康は健全な身体であってこそ。
髪や頭皮の健康を考えることは心身の健全につながるものです。
ぜひダンデリオンで髪の自然治癒力と髪本来の自然な美しさを取り戻していただきたいと思います。
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