2024年12月16日 09:00
「デジタル資産」と言われてもピンとこない人は多いと思います、デジタル資産とはデジタル化されていることによってのみ価値を表す資産です。
例えば解りやすい例が顧客データでしょう、これが何故価値があるかというと多くの顧客データは顧客の特性が解っているからです、しかも紙媒体であれば現在の多くのITシステムではそのまま利用することはできません、したがってデジタル化されていることに多くのメリットが生まれるのです。
ただし顧客データを自社ビジネス以外の第三者の利益の目的で売買すると法的に罰せられる場合がありますので単純に顧客データを売買することは危険です、そこで自社で利用しているシステムに相乗りする形での事業提携などが考えられます。
また個人を特定しない各種の医療データもバイタルデータとしてバイオ業界では重宝がられます、特に新薬の開発や家庭用医療機器の開発の新規参入企業にとっては喉から手が出るほど欲しいデータとなります。
デジタル化しているからこそ価値が生まれるデータは思考すればおそらく多くの会社で既に持っている可能性が高いです、そこを思考しデジタル化させることも法人の一つの大きな資産となることを理解すべきです。