2024年11月18日 10:00
「持たざるリスク」という言葉がバブル経済期に流行しました、当時は株も不動産もとにかく何でも買えば1年後には必ず2~30%以上の利益を出して売れた時代です。
つまり、買えるだけのお金を持っている人はどんどん資産を増やし買えない人はみすみす利益を逃すことになる、そんな時代に発祥した言葉です、そしてこれらから「勝ち組VS負け組」という言葉に変わってきました。
しかしバブルが崩壊するや否やそれまでの勝ち組はほとんどが負け組に変わりました、持っていた資産が減るどころか元々の元金を割ってマイナスに転落する人まで多数いたのです。
そして今度は「持つリスク」という言葉が使われ出しました、結局のところはいつの時代もどんな事でも「リスク」は必ず付いて回るのです。
そもそも生きていること自体が「リスク」なのです、「リスク」を避けて通ってはビジネスもプライベートも何もかも上手くはいきません。
逆にリスクを自ら好んで楽しむことが前向きな思考というものです、「リスクはスパイスと同じ」と私はよく時に触れ言います、「無くては味気なく、有りすぎても食えないもの」だから。
そして「リスク」を意識すると頭は常に考え事をします、これが実は長寿の薬だと考えています、何故ならボケる暇が無いほど脳は常にフル回転するのですから。