
ジムランとは、JBLブランドのこと。
JBLは、1946年にジェームス・B・ランシングによって設立されたアメリカを代表する高級スピーカーメーカーの一つ。
ジェームス・B・ランシングを短縮して往年のオーディオマニアは「ジムラン」と呼ぶようになりました。
最近の若いオーディオマニアもこれを真似てジムランと呼ぶ人がいるようですが、「オヤジか?」、「オタクか?」とネットでは突っ込まれるようです。
突っ込みが欲しい時には、意図して使ってみては如何でしょう?
若い人にはお奨めしませんが。
※本シリーズは、オーディオ用語辞典には載っていない往年のオーディオマニアの間で使われている用語を紹介しています。
近年でもオーディオ誌の評価レポートなどにおいて、往年のオーディオ評論家が使うこともありますので参考になれば幸いです。

サントリパイとは、60年後半~70年代に日本にオーディオブームを定着させた立役者である往年の神ブランド「サンスイ」、「トリオ」、「パイオニア」を指して作られた造語。
往年のオーディオマニアは、未だに当時のサンスイやトリオのアンプ、パイオニアのチャンネルデバイダーと組み合わせるセパレートアンプなどをコレクションしている人が多い。
尚、現在もブランドとして残っているのはパイオニアだけである。
サンスイ(山水電気)はバブル経済終焉後に経営破綻し、トリオは「ケンウッド」とブランドを変えその後に日本ビクターと合併し、「ケンウッド」ブランドとして今も尚健在である。
パイオニアはハイファイオーディオ分野を株式会社テクニカルオーディオデバイセズラボラトリーズを新設し、高級オーディオブランド「TAD(タッド)」として引き継ぎ、パイオニアブランドはホームシアターやモバイルオーディオなどのエンタテーメント性の高い製品に注力している。
尚、カーオーディオ分野においてパイオニアは、今や世界中でアルパインと両立する不動のブランドキングを確立している。
※本シリーズは、オーディオ用語辞典には載っていない往年のオーディオマニアの間で使われている用語を紹介しています。
近年でもオーディオ誌の評価レポートなどにおいて、往年のオーディオ評論家が使うこともありますので参考になれば幸いです。