「陰陽思想」(いんようしそう)とは、
「五行思想」と並び立つ古代中国の東洋を代表する
思想(科学、学問)の一つです。
その発祥は不明で、「五行思想」よりも古いとされています。
「陰陽思想」とは、『宇宙万物(森羅万象)は、
全て「陰」と「陽」の二極から成り、
どちらが欠けても事象が成り立たない』
というのが基本にあります。
また、『「陰」、「陽」の二極は対立するのではなく
両立(共存)するもの』としています。
つまり、「陰」、「陽」2つで1つという考えです。
現代科学においても、この「陰陽思想」の正しかったことが
「物理学」や「量子理論」、「天文学」分野などにおいても証明されています。
この陰陽の法則は、人間の心や体、健康、性格や資質、すべてに適用されています。
「陰陽思想」を理解すると、世の中の事象が「陰陽思想」どおりに形成されていることが解ります。
運命波学研究所において、この対極の「陰」「陽」両立思考は、物事の真理を見出す大変重要な考え方として各種の法則に取り入れています。
東洋医学では昔から、食べ物を「陰」と「陽」のグループに分け、2種類の食品をバランスよく食べることによって、健康を得ることができると言われてきました。
陰の食べ物は身体を落ち着かせ冷やす効果があり、逆に陽の食べ物は身体を温め活動を促します。
この根拠をより具体的且つ明確にするために研究を重ね、運命波学研究所は食材の栄養素や調理方法を科学的見地から検証した結果、「陰」と「陽」は更に細かく4つの陰陽区分に分けられることを発見しました。
陰陽バランス食養学の基本は、食材と調理法の陰陽区分にあります。
食品に含まれる成分やその量、調理法などを総合的に検証して「陽陽」、「陽陰」、「陰陽」、「陰陰」の4つの陰陽区分に分けた陰陽スコアに置き換え、最終的にその料理にどんな食材が使われ、どんな方法で調理されているかを総合的に鑑定し、陰陽バランス食養学スコアを計算します。
そのスコアを見れば一目瞭然に、その料理は陰陽バランスが取れているか否かを知ることができるというものです。
陰陽バランス食養学は栄養学ではありません、したがってそこに複雑なカロリー計算や栄養素の知識を必要としません。
陰陽のバランスを取った食事を心がけること、それが自然に心と身体に良いものであるとしています。
「陰陽バランス食養学」は誰にでも簡単に自身が食べる食事の内容を理解できるようにした学問です。
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