2023年5月 5日 00:00
朝起きたらすぐテレビをつけ、家に居る時にはほとんどテレビを観ているなんていう人いませんか?
この人はテレビの視覚情報によって脳が疲弊し、新しいものを創出するようなアイデアが出なくなるなどの脳の老化現象を加速させている可能性が高いといえます。
画面が常に変化することがないパソコンは、同じ視覚情報でもこういったことは起きません。
テレビの何が脳に良くないかというと、それが常に動いている動画による視覚情報だからです。
目は脳に直結した脳の一部であり、それ故に動物にとって視覚情報は脳で処理される情報の95%以上を占めています。
この95%以上を占める情報を数時間も入力していたら脳はどうなるでしょうか?
そうです、脳はテレビを見ているだけで自覚のないままに疲弊してしまうのです。
特にテレビの視覚情報は自然界には無いスピードで変化します、この急激な色や光の変化に脳が対応できずにストレスを感じ他の思考や行動を制限するようになるのです。
生活スタイルアンケートで頭脳労働者ほどテレビを見ないという報告があります、その理由は「頭が疲れるから」だそうです。
もう一つの障害が音によるホルモンバランスの崩壊です、テレビの音質は中音域がメインの所謂刺激的な音質です、この中音域主体の音を長時間聴いているとノルアドレナリンが大量に放出され自覚の無いままにイライラして怒りやすくなります。
現代人は、脳を常に元気に正常に働くように工夫する必要があるのかもしれません。
私がお薦めするのは、リアルタイムなニュースや各種情報を得たいのであれば高音質のオーディオでFM放送を聴くことです。
ここで重要なのが音質なのです、ポータブルラジオやCDラジカセの音質ではテレビと同じでイライラしてきます。
低音域から高音域までフラットに出ている音質はうるさく感じないし、脳をリラックスさせてくれます。
これは人間だけではありません、猫や犬も高音質で音楽を流しているとスピーカーの近くで気持ち良く寝ています。
ところがテレビをつけると、耳をピクピクさせ静かなところへ移動します。
脳を常に活性化させておきたいのであれば、テレビの観過ぎに注意するということです。