2023年4月14日 00:00
お粥は健康の時には食べたいという気持ちが湧かないのですが歯の治療中や飲み過ぎたときには本当にありがたいものだと改めて気付かせてくれます、そういえば私が子供の頃は風邪や腹痛のときには必ずお粥を食べされられたものです、また手術で入院し毎日のように点滴とお粥の日々という悲しい思い出も記憶として残っています。
この歳になるとお粥は本当にありがたい食べ物だとしみじみと悟るようになるのです、何故なら噛まずに飲めるのですから、それでいてしっかり消化吸収して即エネルギーになってくれます、こんなありがたいご飯はないと思います、健康の時には解らない存在ですが失って始めて解るお粥のありがたさがあります。
ところで私のお粥のお供ベスト3は梅干し・辛子明太子・海苔の佃煮です、また独自のレシピとして刻んだ葉ネギを大量に混ぜてから炊き上げ熱いうちに溶き卵を加え麺つゆを少し垂らしたものがあります、これを風邪をひいた時や飲み過ぎたときに食べてから寝ると翌朝にはすっかり元気に回復します、ネギは肝機能の回復や免疫力アップに効果があります、また身体に溜まった毒素を尿として排出する利尿効果もあります。
卵にはビタミンAやB群など疲労回復に効果があります、身体が弱った時にネギや卵が食べたくなるのには意味があるのです、このレシピは身体に負担をかけずに全ての栄養素を一度に摂れるように考え出した結果生まれたものです。
飲み過ぎた後の〆のお粥は絶対に梅干しです、特に夏の食欲が無い時には本当にありがたい食べ物です、飲み過ぎが続き肝臓がへたると力が出ません、こんな時にはどんなものよりお粥が食べたくなります。
私にとってのお粥は普段は食べたいと思わないのですが身体が弱ったときに欲する食べ物のようです、欲するときに欲するものを食べること、これが健康維持には重要なようです。