2022年10月27日 00:00
昔から必ずと言ってよいほど「オレ、大器晩成なんで」と言う輩がいます、でも過去そう言っていてその後に成功した人は皆無です。
そもそも「大器晩成」という言葉は、高齢になってから成功した人を他者が評価する時に使う言葉です、少なくても自ら使う言葉ではありません。
毛利元就や徳川家康が隠居する歳以上になってから頭角を現し、あっという間に天下人となったことなどを例に後にこう評価され称えられたのです。
自らを「大器晩成」と言う人の心理は手に取る様に解ります、これまでに成功したことがない事実を受け入れられずに自ら「大器晩成」を口にすることで自分自身を納得させたいのでしょう。
でも、同時に周囲にはこれまで成功したことがないということを表示してしまっているということと、自ら成功したことがないことでのコンプレックスを抱いているのです。
成功したことがないことを認めてしまっている人が、どんなに頑張ってもせいぜい同じことを繰り返して終わるでしょう。
成功する人とは極めて往生際が悪く諦めないのです、決して成功したことがないということを認めないのです、どこかの段階で成功すると信じ切って生きているのですから。
「大器晩成」に胡坐をかいて、自分を甘やかして努力せずしてお金を得ることばかりを考えている人に自分が思ったような成功人生を構築できるわけがないのです。
どうしても「大器晩成」を使いたいのなら、せいぜい30歳までに留めておくべきかと思います、それを越えたら自分が惨めになるだけです。