2022年9月30日 00:00
バブル崩壊後の1994年のドラマ「家なき子」の今も記憶にのこる名台詞、「同情するなら金をくれ!」ですが、けだし名言だと改めて思うことがあります。
例えばレストランやバーなどのお店の閉店、SNSなどでは閉店のお知らせに対して「また行きたかったのに」とか「皆に紹介してあげればよかった」などというコメントが山のように入ります。
ハッキリ言いましょう、閉店する理由など赤字が続いているからに決まっています、もっと言えばSNSでコメントだけはするもののお客さんとして来てくれなかったからです。
店主はそれでも大人の対応なのか「また復活します!」などと元気に応えてはいます、本音は冒頭の名言ではないのですが、「終わってから応援するくらいなら来てよ!」と言い放ちたいに違いありません。
世の中「良い子ちゃん病」が蔓延しているのか、言い訳がましい建前ばかりで行動しない人が実に多いと感じる昨今、綺麗な言葉でコメントするくらいなら潔く「お店に協力できずに申し訳ない」でよいと思うのです、その方が店主は気持ちが救われます。
同じように仕事の契約や出資なども同じことです、将来を観て契約する人も出資する人も説明などは不要で自身の閃きを信じて契約や出資します。
根拠を要求し詳細な資料を提示させては結果的に契約もしなければ出資もしない、断りに理由など不要です、お金が無いならそれを素直に言えばよいだけのことです。
これも何度も経験してきて解るのです、詳しい説明や資料を求める人に限って断る理由を探しているだけです、だから私は会って話をする前に資料を先に要求する人は信じないことにしているのです。
世にはびこる「良い子ちゃん病」、実に厄介な存在だと辟易しています。