2022年5月 9日 00:00
街の場末に民家を改造した小さなビストロがある。
メニューは「本日のコース」しかなく料理だけで1万円。
旬の食材を活かした料理で全てがシェフのお任せ。
何度か足を運ぶが同じ料理が出てきたことがない。
飲み物代入れて平均客単価はかなりの額になる。
全席予約制で1か月以上も予約が埋まっている。
こんなビストロ、どんな人が経営しているのだろう?
なんとオーナーシェフは靴製造会社の現役の会長。
料理好きの道楽で始めたビストロなのだそうだ。
ところで、経歴を誇るだけの料理人て何だろう?
料理は食べてみないと解らない。
そこに食材だの経歴などは無関係。
単純に美味しいものを気分良く食べたいからそこに行く。
プライドだの拘りだのを出しているうちは超三流。
結果が出なければ経験も技術もお飾りに過ぎない。
プロと言うなら現実を直視することだ。
料理に限らず全てのプロに言えることである。