2021年3月 4日 00:00
休暇の取り方について経営者に是非意識して欲しいことがあります、それは「市井の人と同じことをしない」ということです。
世間が休んでいるときにやり残した業務を奇麗に片付け、日頃出来ないサイトのリニューアルや各種資料の整理などを行っておく、こういう経営者は何時でも天の時に瞬間的にスタートダッシュをかけられるのです。
例えば、夏休みが終わって動きやすい秋に厄介な業務が残っていたらどうでしょうか?
冬と夏はその後の動ける春と秋の準備に勤しむ、この陰陽バランス感覚でのビジネス行動が上手く行く人と行かない人を明確に二極分化するのです。
多くの経営者は、サラリーマン時代の癖が抜けずに起業後も同じように週末や冬夏休みを過ごしてしまいます、この一瞬の気の緩みが後にボディブローのように確実に効いてくる大きなブレーキとなるのです。
5日も休めば1~2ヶ月の思考のブレーキとなります、経験している人は解るでしょう?
では、経営者はいつ休むのか?
世間が慌ただしく動いている春や秋の週日、誰も居なくなった観光地でそれまでに稼いだお金で繁忙期の半額以下の費用でゆっくりするのです、しかも季節は最高のリフレッシュシーズンでしょ?
これが自由にできるのが経営者の特権というものなのです、起業したのに何故いつまでもサラリーマン思考を続けているのですか?
市井の人と同じように過ごしたいなら、潔く法人など解散登記してサラリーマンに戻ればいいのです。
経営者になったら経営者としての愉しみ方を身につけて、大いに優越感に浸ればいいのです。