2019年8月 6日 00:00
止まることを知らないロジカルシンキング、ときに暴走しては空想と交り合い無意味な時間を過ごしてしまうこともあります。
私も我を忘れて没頭することが多々あり、周囲の人に気を遣わせてしまいます。
一度暴走すると、脳はロジカルシンキングに占領され他の五感機能が一気に奪われてしまいます。
視界には何も入ってこないし、周囲の音も聞こえなくなるほどです。
そんな状態が長時間続くと頭が痛くなり熱も出てきます、知恵熱は本当に存在する症状なのです。
そこで、人間は防衛本能によって思考を停止させます、これが一種の気絶という症状なのです。
ロジカルシンキングは自発的に行う行為ですが、ときとして自覚しないままに止まらないこともあります。
これは人によって異なるようですが、私と同じように感じている人は男女問わず少なくありません。
統計を取ったわけではありませんが、過去かなりの人が同じような症状を体験しています。
また、暴走の中でのロジカルシンキングは結果を求めているにも関らず結論が出てきません、逆に言えば結論が出ないので暴走するわけです。
そんな症状を何度も体験している私は、一つのリセット法を見つけたのです。
その最も良いリセット法とは、まだ意識が有るうちに我に返ったように意図的に一旦ロジカルシンキングを止めることです。
そして、軽い昼寝をすると効果絶大です。
軽い昼寝をした後は、頭の中がすっきりして再度新たなロジカルシンキングが行えます。
この理由を知りたくて調べたことが有ります、そしてこの方法が正しいことが理解できました。
20分程度の軽い昼寝はノンレム睡眠だそうで、意識するしないは関らず夢を見ている状態なのだそうです。
夢は、脳の情報整理の為に自然に行われる本能です。
軽い昼寝によって、表面意識を使って行われるロジカルシンキングを開放し、脳が勝手に本能に従って情報整理を行ってくれるのです。
だから、昼寝の後は頭がすっきりするのです。
ロジカルシンキングに行き詰ったら軽い昼寝をすること、これに尽きるのです。
更に、軽い昼寝は突然死リスクを大幅に回避するということも医学で証明されました。
ただし、1時間以上の昼寝は、逆に覚めた後での急激な心臓への負担が増え突然死リスクが高まるそうです。
頭を使う仕事を行っている人は、毎日軽い昼寝をすることをお薦めします。