ウェブサイトというのは、インターネット回線網を通じて表示される一連の情報の事を指します。
ブログも、ショッピングサイトも、SNSも、ウェブサイトに入ります。

ウェブサイトは、インターネットを通って、あなたのパソコン上に表示されるデータのかたまりなのです。
では、ウェブサイトを表示されるデータは、どこからやってくるのでしょう?
答えは、皆さんもご存知のサーバからやってきます。
サーバは、ウェブサイトを表示するためのデータやプログラムが入っている「箱」です。
この箱へ「データをください」とお願いすることで、データを見ることができます。
お願いすることを、「アクセス」といい、サーバの住所のことを「URL」と言います。
つまり、あなたが特定のWEBサイトを見たいと思った時、
WEBサイトの住所をブラウザに入力することで、
サーバへ特定のWEBサイトのデータを表示するよう、お願いしているのです。
お願いが聞き入れられて初めて、WEBサイトのデータはあなたのPCにやってきて、表示されます。
あなたにデータを表示する権利がなければ(これを「権限」と言います)、
サーバはデータをあなたのPCに渡すことができず、エラーを返します。
少しまとめてみると、
WEBサイトと言うのは、サーバとインターネット、そしてあなたのPCがあることで、
初めて表示されるのです。
次回以降、これら一連の流れを、もう少しわかりやすく説明したいと思います。
WEBって無料の技術もあって、自分でも何とかできそうだけど。。。
実際にHPを目の前にして固まってしまう人は多いと思います。
これはいったいどうしてでしょう?
結論から言いましょう。
「言葉が分かっていない」し、「仕組みが分かっていない」からです。
WEBもHPも、実際には人が作り上げた「仕組み」の中で動いています。
この仕組みを知らないのにHPを作ったり直したりしようとするのは、
例えば時計がどう動いているのか知らないのに、
修理しようとしているのと同じことになります。
もしあなたが、駆け出しの起業家や個人事業主で、
自分のHPを作り上げたり修正したりするお金を節約したいとお考えでしたら、
先ずは「HPはどうして表示されているのか?」を知る必要があります。
この「使える!WEBテクニック」では、
今後、数回にわたって、HPがどのような仕組みで動いているのかを解説して行きます。

オウンドメディア活用事例07
目的を持ったオウンドメディア運用
大企業も、それぞれ目的を持ったオウンドメディアの運用をしています。
今回ご紹介するのは、「FASHION HEADLINE」というサイトです。
こちらのサイトは、ファッションの情報を中心に、情報発信をし続けています。
2012年暮れから発信を開始し、2014年時点で月間300万PVを達成しています。
実はこのサイト、運営しているのは、株式会社ファッションヘッドラインなのですが、
三越伊勢丹ホールディングスと株式会社イードの共同出資で作られているのです。
ですが、伊勢丹の宣伝は、極少ししかありません。

このオウンドメディアは、コアなファッションの情報を配信している。
最初は業界の方が中心だったのが、今では一般の方も見るようになってきたそうだ。
そして圧巻なのが、情報発信量!
約50名のライターと契約しており、平日は15〜18本、土日は5〜8本の記事を新規掲載しており、月間で350〜400本も発信しています。
記事の量に比例するように、PVも伸びていったそうです。
そして、伊勢丹の目的とは?
実は、このオウンドメディアを育てて、伊勢丹だけが無料で広告できるメディアを作りたかったようです。
第三者的な立場を維持して、中立した大量の情報を発信して、情報メディアを育てる。
そしてその育てたメディアの恩恵を受けることができ、主導していくことも可能になるということです。
オウンドメディアは、ものを売るのが目的ではありません。
情報発信を通じて、顧客とのコミュニケーションを深めたり、
より商品を知って頂いたり、
その業界自体にきょうみをもってもらう、
そういった間接的なアプローチが有効です。
こちらのオウンディアは数千万円では済まないかもしれません。
毎月の運用費もかなりの額です。
そこまでオウンドメディアに投資してでも、将来的に効果があると確信してやっているんですね。
中小企業でも、ここまでの費用をかけずに、オウンドメディアを展開することが出来ます。
また、ライターへの記事作成も可能です。
オウンドメディアに興味のある経営者の方は、是非ご相談ください。

オウンドメディア活用事例06
CMを打ち切り、オウンドメディアで売上UP
2013年上半期にCMを打ち切った大塚食品さんの「ボンカレー」。
この「ボンカレー」は現在売上が右肩上がりになっている。
この秘密はCMからオウンドメディアに切り替えた効果だ。
ボンカレーが展開するオウンドメディアには、
日々新しいボンカレーを使ったレシピが紹介されている。
これがweb動画と共に発信され、最初の動画は100万回を超えている。
レシピは、料理の専門家が作成し、誰でも作れるように配慮されている。
「直接的に商品をアピールするのではなく、ボンカレーに興味、共感が得られるようなコンテンツを作るなどのPR活動」
として、オウンドメディアでの発信を続けてきている。
最初は、
「今までのマス広告に頼っていた流れを打ち切るということを会社に理解してもらうのが大変で、社内の逆風もあった」
というように、なかなか理解を得られなかったようだが、時代の流れからも分かるように、
「今までのCMのように一方的に商品を伝える手法ではなく、消費者がもっとボンカレーに興味を持ってもらえるような話題や共感できるコンテンツを提供することが必要」
という考えのもと、反対されながらもオウンドメディアに力を入れていったようだ。
このようにボンカレーを知っている人たちに、共感できるコンテンツをオウンドメディアに発信していくことで、消費者の心をつかんだようだ。
2014年には、前年度比売上18%UPを記録している。
さらに、CMを打ち切ったことによる広告費の削減効果もある。
忙しいお母さんたちが家事の合間に見れるよう、一方的な配信から、自由にいつでも見ることが出来る自発的な記事閲覧の方向に舵を切ったのが、効果を生み出した要因だ。
ターゲットのための情報配信、それがオウンドメディア成功の秘訣でもある。
ボンカレーのオウンドメディア
さて、このようなオウンドメディアだが、こういった大企業はたくさんの資金を投じて製作している。
記事は書けても、なかなかオウンドメディアという仕組みを構築することは、中小企業や個人事業主にとっては難しい。
莫大な資金はないけど、オウンドメディアを展開して売り上げをUPしたいという方には、
パッケージ化されることで格安提供をしているこちらのオウンドメディアが便利だ。
企業のサイトを作る価格程度、49万円から提供されている。
一度ご覧なってみてはどうか。

オウンドメディア活用事例05
費用対効果・実例
オウンドメディア活用事例03「飲食店の成功事例」でお伝えした、株式会社OKTさんの事例について検証していきます。
<投資した費用>
株式会社OKTさんが採用されているのは、オウンドメディアスタンダード。
会員が6名まで表示できるタイプで、イベント情報やマッチング情報を表示することが出来ます。
価格は108万円、月々のメンテナンス費は3万円です。
コンテンツは半分が外部のパートナー企業様から提供いただいています。(通常はライター費用などが掛かります。)
合計で、初年度144万円になります。
<売上に対する効果>
対して、オウンドメディア導入年度の売上は前年比35%UPを達成されています。
2店舗での売上が年間約1億円ですから、3500万円の売上アップです。
利益率を10%と致しましても、350万円の利益アップが出来たことがわかります。
<費用対効果>
これにより、導入初年度で、約200万円もの利益を計上できたことになります。
これは投資したコストを抜いた金額ですので、オウンドメディア導入で約200万円儲かったことになります。
もちろん、すべてがオウンドメディアによるものではないかもしれません。
オウンドメディアを導入したことによる活性化が、この売上増加につながっているのは確かです。
このように、具体的事例としてオウンドメディア導入による効果を実感していらっしゃる企業は多くあります。
お客さんからの反響も上々の様です。