オウンドメディア活用事例06 CMを打ち切り、オウンドメディアで売上UP
2021年2月25日 09:00
オウンドメディア活用事例06
CMを打ち切り、オウンドメディアで売上UP
2013年上半期にCMを打ち切った大塚食品さんの「ボンカレー」。
この「ボンカレー」は現在売上が右肩上がりになっている。
この秘密はCMからオウンドメディアに切り替えた効果だ。
ボンカレーが展開するオウンドメディアには、
日々新しいボンカレーを使ったレシピが紹介されている。
これがweb動画と共に発信され、最初の動画は100万回を超えている。
レシピは、料理の専門家が作成し、誰でも作れるように配慮されている。
「直接的に商品をアピールするのではなく、ボンカレーに興味、共感が得られるようなコンテンツを作るなどのPR活動」
として、オウンドメディアでの発信を続けてきている。
最初は、
「今までのマス広告に頼っていた流れを打ち切るということを会社に理解してもらうのが大変で、社内の逆風もあった」
というように、なかなか理解を得られなかったようだが、時代の流れからも分かるように、
「今までのCMのように一方的に商品を伝える手法ではなく、消費者がもっとボンカレーに興味を持ってもらえるような話題や共感できるコンテンツを提供することが必要」
という考えのもと、反対されながらもオウンドメディアに力を入れていったようだ。
このようにボンカレーを知っている人たちに、共感できるコンテンツをオウンドメディアに発信していくことで、消費者の心をつかんだようだ。
2014年には、前年度比売上18%UPを記録している。
さらに、CMを打ち切ったことによる広告費の削減効果もある。
忙しいお母さんたちが家事の合間に見れるよう、一方的な配信から、自由にいつでも見ることが出来る自発的な記事閲覧の方向に舵を切ったのが、効果を生み出した要因だ。
ターゲットのための情報配信、それがオウンドメディア成功の秘訣でもある。
さて、このようなオウンドメディアだが、こういった大企業はたくさんの資金を投じて製作している。
記事は書けても、なかなかオウンドメディアという仕組みを構築することは、中小企業や個人事業主にとっては難しい。
莫大な資金はないけど、オウンドメディアを展開して売り上げをUPしたいという方には、
パッケージ化されることで格安提供をしているこちらのオウンドメディアが便利だ。
企業のサイトを作る価格程度、49万円から提供されている。
一度ご覧なってみてはどうか。