ブログのススメ16 自分言葉をマスターせよ! その5 接続詞
2020年12月22日 09:00
前回は、「自分言葉をマスターせよ!と言うことで、
「文章の強弱」にかかる「長さ」のお話をさせていただきました。
さて、今回は。。。前回の予告通り「接続詞」について。
接続詞と言うと難しく聞こえますが、要は2つの文や句をくっつけるもの。
今日は寒かった。しかし私は半袖だった。
今日は寒かった。なのに私は半袖だった。
今日は寒かった。だから私は半袖だった。
この「しかし」「なのに」「だから」に当たる部分ですね。
短い文章の場合、文の前後の関係を表すために接続詞を用いることで、
前後のニュアンスを変えていくことができます。
また、接続詞の持つそれぞれの特徴で、次に始まる状況を匂わせるというか、
次に続く文章のイメージをある程度方向づけることができます。
少し上級のテクニックかもしれませんが、
接続詞を一つ工夫するだけで、読者に対してある種の誘導を掛けることができるのです。
他にも場面展開するような状況であったり、オチを付けたいポイントであったりと、
読み手の感情を揺さぶり、震わせて期待感をあおるのにも効果を発揮します。
ただし、多用はいけません。
接続詞が文全体に与える印象は、通常以上に強いモノがあります。
今日は寒かった。
だから私は半袖だった。
なぜなら今、どこまで寒さに耐えられるかを試しているからだ。
しかも自らの体を使って。
それで私は半袖だった。
このように接続詞ばかりの文章と言うのは、
どこか「言い訳的」で「固く」聞こえてしまうもの。
強いニュアンスを持っているからこそ、
「ここぞ!」という場所で使うことで、文章にインパクトを与えることができるのですね。
では、今回もお読みいただき、ありがとうございました!