2020年11月25日 23:55
アルプス山脈に近い北イタリアは、冬の寒さと湿度の高さが特徴で、酪農が盛んに行われ、隣接するフランスの料理に似ています。
寒波に負けないよう身体を温め、エネルギーを蓄える必要があるので、バター、チーズ、生クリームを大量に使った料理が多く、こってりとした濃厚な味わいの料理がほとんどの割合を占め、羊や牛肉を使った料理も有名です。
ラザニアのように大きなパスタやアニョロッティなどの詰めものをしたパスタ、ポー川流域の水田地帯で作られる米を使ったリゾットなどの料理も多種あり、変化に富んでいます。
北イタリアのチーズは、長い熟成期間を必要とするパルミジャーノ・レッジャーノが有名です。