2023年9月 4日 11:00
一時期泡洗顔が流行りました。
優しく泡で包み汚れを浮かせて落とすことによって、摩擦から肌を守りながら汚れがよく落とせる、というものです。
その後、この泡洗顔がじつはよくないという理論が浮上してくるようになり、
またこの浮上してきた「泡洗顔は良くない」説に対し、相対する「泡は大事」理論が双方で展開され、情報が混乱しているように思えます。
不要な肌摩擦を起こさないことは、どのような方法でも、また顔にかぎらず人の肌の清浄には前提に必要です。
さて、ここで今回伝えたいのは泡洗顔が肌に良いのか悪いか、ということ自体ではありません。
同じキレイにするという意味での「洗浄」でも、
例えば衣類と、人間の皮膚とはその意味も理論もまったく異なるという「洗浄」の根幹部分をお伝えしたいと思います。
たとえば衣類の洗浄には、界面活性剤の特性をより活かすため泡立ちが必要になります。
洗剤を溶かすと泡が発生します。
これは、界面活性剤の影響で水の表面張力が小さくなるために起こります。
表面張力が下がった状態でないと汚れを落とす働きはありません。
泡が汚れを包んで浮かせるしくみは、繊維という、奥深くに入り汚れを洗い落とすための、洗剤に必要な機能です。
【参考図】
画像引用:http://panasonic.jp/wash/awa.html
人間の皮膚の清浄・つまり洗顔や石鹸ではどうでしょうか。
衣類などと同様に「泡」「汚れを浮かせて落とす」といったイメージが定着していますが、人の肌は、当然のことながら線維とは異なります。
人間の皮膚の清浄は、汚れを浮かせて落とす泡力に委ねられているのではなく、
泡があっても、なくても、
大切なのは「余分な皮脂やたんぱく質だけを分解する油分解力」になります。
そのため、ダンデリオンのボディシャンプー、ヘアシャンプーは、
自然なオイルそのそのものの分解吸着作用で、
肌のうるおいを保ちながら余分に浮いた皮脂やたんぱく質のみを分解することで
清潔な状態を保つようにオイルを厳選して配合し開発しています。
身体もブラシやタオルでゴシゴシ洗わずに、
不必要な肌摩擦を起こさず手のひらで滑らせるように優しく洗っていただけます。
ここで、同じくたんぱく質や皮脂の分解による洗顔で有名なものに「酵素洗顔」というものがあります。
こちらは同じたんぱく質や皮脂の分解であっても、
自然なかたちでなく酵素によって分解を促すもの、つまりピーリング効果のあるもので刺激が強いものです。
成分によって刺激を与えることなく、肌が自然な状態に戻れることが大切です。
そのため、本製品は極力肌に刺激にある成分を入れておらず、
強制的に皮脂やたんぱく質の分解を促す成分や、
泡立ちを良くする目的での発泡剤も配合していません。
ただ泡立ち感を得たいという方もいらっしゃると思います、
その場合には、市販の泡ポンプ容器に詰め替えいただきお使いいただけると良いでしょう。
尚、石けんという界面活性剤は薄まると界面活性を失いますので、
泡ポンプ容器をご使用の際は、薄めずにお詰め替えください。
ダンデリオン製品は、原液のまま泡立てポンプでも使用いただけ、
非常に柔らかくしっとりきめ細かな泡立ちが、不要な肌摩擦を起こさずご好評いただいております。
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