2023年5月14日 11:00
化粧品の原料にもなっておりよく耳にするオイルに、鉱物油(ミネラルオイル)というものがあります。
これらは動物性や植物性オイルとはまた違う性質のもので石油から分離・精製で得られるオイルになり、工業の分野でも多く使われています。
ワセリンはこの鉱物油にあたります。
高度精製によって不純物が無く、ベビーオイルの原料にもなります。
昔から保湿剤としてワセリンを使われることがあります。
事実、軟膏の基材として使われるワセリンは、
昔は「水絆創膏」と呼ばれるほどに傷の保護などに使われてきています。
ワセリンは石油の炭化水素類を脱色したもので、分子構造が大きいパラフィンであり肌には浸透せずに膜を張ります。
この浸透せずにパラフィン状の膜を張る性質が、
外部刺激から保護し、皮膚から蒸発により逃げ出す水分を低減することにより乾燥を防ぎます。
この性質は、切り傷やすり傷など皮膚の角質層が壊れてしまった場合などには有効に作用し、傷の治りが早くなります。
ただ、アトピー性皮膚炎や肌荒れなどには、
膜を張ってしまうため、皮膚呼吸ができず毒素の排出もできないために、かえって悪化させることにも繋がります。
また、ワセリンは、植物性オイルのように身体への有効成分が含まれているわけではありません。
分子が大きいため、肌に浸透することがなく皮膚表面にとどまることから、
潤滑剤、保湿剤などとして使用されます。
膜を張って乾燥を防ぐ意味では保湿剤と言えるかもしれませんが、
乾燥を防ぐ目的であり、皮膚に潤いを与えるものではありません。
皮膚に潤いを与え健康肌にするには、
皮膚に浸透する植物オイルを主成分とした、分子構造が13以下の低分子オイルを用いることが重要です。
ダンデリオンの石鹸やクリームには、すべて天然の低分子植物オイルを使用しています。
したがって、クリームでは塗った直ぐ後でもベタつかずさらさらとしています。
でも、しっかりと皮膚に浸透し潤いを与えてくれます。
皮膚を健康に保てれば、
毒素の排出もスムースになり、また肌荒れも起こしにくくなります。
自然治癒力を高める目的で作られたダンデリオン、
長期使用で、その良さを理解いただけると思います。
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