2023年5月10日 11:00
乾燥はあらゆる肌トラブルとつながっています。
乾燥している肌はバリア層の壊れからバリア機能が低下し、外からの刺激にとても敏感です。
有害な菌や化粧や汚れ等の異物が侵入しやすくなります。
アトピーやアレルギーのない健康肌を持つ方でも
乾燥は、痒みやシミやシワの原因につながるあらゆる肌トラブルとつながっています。
外からのケアとして大切なのが保湿。
ここで、医師から調剤される保湿剤のなかには、
誰もがご存知の有名なものに、血管を広げる作用がある保湿剤もあります。
こちらの薬剤の優れた保湿効果、血行促進効果は
健康な肌(皮膚下で炎症が起こっていない状態)が乾燥したときにとても有効です。
ただ、アトピーやアレルギーを持つ方も乾燥による痒みを抑える目的でこの保湿剤を塗布したりすると、皮下の炎症をさらに広げてしまい、余計に酷くなるケースも出ています。
この薬剤に含まれるヘパリン、
新陳代謝を促し血行を良くする作用がありますが、
この新陳代謝を促す血行促進こそがアトピーには曲者だったのです。
とくにアトピー疾患の方は肌の見た目からは乾燥と炎症の区別が分かりづらく、
皮膚下ではつねに炎症を起こしている状態なのに、皮膚表面ではあたかもひどい乾燥状態のように見えることがあります。
保湿の目的での塗布が、血行促進によって炎症を広げ、掻破によってさらに炎症、さらなる痒みを繰り返す、という悪循環を起こしてしまいます。
肌の新陳代謝はターンオーバーと呼ばれ、肌の不要なものが剥がれ落ちるサイクルのことを言います。
20歳前後の健康な人の場合、約28日かけてターンオーバーが行われます。
アトピーの肌はターンオーバーのサイクルが異常に短く、肌細胞が未熟化、一つ一つの細胞が小さく痩せて乾きやすなっています。短い期間でターンオーバーが終了してしまうと、セラミドなどの保湿成分が著しく不足し、肌の本来持つバリア機能が低下、さらなる乾燥や敏感肌を誘引してしまいます。
また、血行が良くなりすぎると、火照りが出たりして痒くなる場合もあります。
炎症が起きている肌の場合の保湿剤は、
確実に刺激の無い消炎効果のあるものを使用しなければなりません。
そこで、「保湿性が命」をポリシーとして開発しているダンデリオン製品は、タンポポエキスに含まれる消炎効果の期待される天然ステロール(フィトステロール)をはじめとしたフィトケミカルを配合しているのです。
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