2022年11月27日 08:00
最近のホームシアターでは、昔のようにプロジェクターではなく高画質の4K大型液晶テレビを使うのが一般化してきています。
さて、テレビを使うのですからホームシアターを愉しむだけではなく、通常のテレビとしても観る機会が多くなります。
その場合、テレビの音声をそのまま聴くのでは芸が無さ過ぎます。
せっかくのホームシアターシステムなのですから、テレビ音声もホームシアターシステムの高音質疑似サラウンドで大いに愉しみましょう。
この場合の接続方法ですが、もっとも簡単なのはテレビのHDMIが音声出力に対応していればテレビとAVアンプを繋ぎ、入力セレクタで繋いだコネクタを選択すればDVDやブルーレイと同じようにテレビ音声を疑似サラウンドでしかも高音質で愉しむ事が出来ます。
また、光デジタル音声出力やアナログ音声出力が在る場合はそれを使っても実現します、最悪でもイヤホンジャックにRCA変換ケーブルを使って音声出力を取ることも可能です。
どの方法をとってもテレビのスピーカー出力はミュート(消音)にしてテレビ自体から音声が出ないようにする必要があります。
要は、原理を知ってテクニックを駆使すれば何でもできるという事です。
また、テレビドラマをDVD化されたものも多く販売されていますが、これらの音声は映画の音声のようにサラウンド対応ではなくステレオもしくは疑似ステレオになっています。
したがって、AVアンプのモードはステレオ5.1Chにしないと音声が綺麗に再生できません。
もしくは、ステレオモードでサラウンドをオフにしてフロントとセンターだけにした方が音質的にはナチュラルで愉しめます。
更に、昔のドラマは全てモノラルです。
この場合は、AVアンプのソースモードをモノラルにして音質だけを高めるようにした方が効果的です。
ソースに合わせていろいろやってみて、自身の経験として学ぶことが重要です。