2021年2月25日 09:00
「情報は、資源と同等の価値を持つ」
これは、情報社会である現代の暮らしにおいての情報の大切さを表している言葉です。
実際はどうでしょうか。
厚生労働省のデータ、統計が、調査基準を満たさないまま統計として扱われ、保険金などの我々に落ちてくる金額の決定要因でもあった信頼すべきともいえるデータが正しくないのではないか、という事態に発展しています。
給料を正常にもらってる人の怠惰で、正常に支払われるべき所得や、正しい賃金設定とはいえない額が、およそ少なく見積もられている額が我々に落ちてきている。
ということです。
このデータは、GDPなどの国際主要指標にも関係するデータだそうです。
そのデータを基にした情報が我々には正しいものとして降りてきています。
しかし、統計ミスが分かったきっかけがかなりアナログで、総務省担当者が厚生労働省の担当者から言われたことを報告して発覚したみたいです。
厚生労働省には不信感が募り、厚生労働省発データへの信頼性は損なわれました。
情報社会とは、情報が正しいかどうか、常に疑念を持ちながら生活しなければならない社会なのでしょうか。
違いますね。
情報が生活を左右しているわけです。
もちろん今回は、調査不足という初歩的なものからこのような事態が生まれていますが、これまでに学んだ通り、ブロックチェーンの台帳技術によるデータの管理にシステムを移行する必要と義務が厚生労働省にはあると思います。
今後間違いなくブロックチェーン市場は拡大し、知識、情報も常識レベルに浸透します。
そうなったときに、官庁の台帳技術はブロックチェーンを利用し、となっていれば一定数の信頼は出来ますし、もしかしたら技術転換の契機になってるかもしれませんね。
続報が気になるところです。