2021年1月21日 14:53
2019年、イギリスの作品です。
イエスタデイという名前からも連想されるのですが、ビートルズを題材にしたお話し。
主人公の男性は、売れないシンガー。
元同僚の彼女だけは才能を信じ、応援してくれています。
とある日、もう地に足のつかない生活はやめようと、彼女に今日が最後のライブだと明かします。
反対する彼女。
押し切る主人公。
喧嘩別れのようになった後、世界中が停電に見舞われます。
その停電の中、主人公は交通事故に合い、昏睡状態に。
運よく目覚め、彼女が喜び、順調に回復し、退院の後に友人宅へ。
一曲弾いてよの声に弾き語ったのが、イエスタデイ。
すると、彼女や友人が驚きの反応を見せるのです。
「こんな素晴らしい曲を、いつの間に書いていたの?」と。
そう、主人公が目を覚ました世界では、ビートルズがいないことになっていたのです......。
この作品、コメディ要素のある楽しい映画かと思いきや、驚きの展開を見せます。
ビートルズの曲をひっさげれば、有無を言わさず有名になれるだろうと思いきや、かなりの下積みがあったり。
ビートルズの存在を知る人物は、自分だけではなかったり。
そして驚きなのが、ビートルズを結成しなかったゆえに、ジョンレノンが生きているのです!
どんどん成功していく主人公に打ち負かされるエド・シーラン役を、エド・シーラン本人が演じます。
ビートルズが好きな方に、そしてビートルズはそんなに......という方にも、おすすめの作品です。