2020年6月17日 16:08
いとこが亡くなってしまいました。
46歳、同じ年齢。
ひとりっ子の私にとって、姉妹のように接してくれた大切な人。
いつも何かと気にかけてくれて、優しく、明るく、美しい人でした。
病気だと話してくれたのが、去年の秋。
夏に病院で見つかり、その時に終末期と言われたと、
そんな話ですら笑い飛ばし、「治してみせるよ」と力強く話してくれました。
何の確証もなかったけど、その言葉を私は信じた。信じたかった。
だから、いつも他愛もない話しをして、現実から目を背けていた気がします。
LINEをすると、いつでも速攻で返事をしてくれる彼女。
たまに遅れると、ごめんね~と、必要以上に謝る彼女。
それが、最近滞りがちで、心配で、
でも気をつかわせてをいけないと思い、しばらく連絡しなかったのだけど、
どうしても気になり、昨日、メッセージを送りました。
すると、お返事をくれたのは、彼女の夫でした。
容体が悪く、家族が全員集まっているところだと、教えてくれました。
そして今日、早朝、旅立ってしまったと連絡が入りました。
涙が止まらず、でも、それでも家事をこなし、
ふと手が空いては辛くなり、昔のことを考えてしまいます。
あの時、ああしておけば。
そんなことばかり、考えます。
その昔、叔父を亡くした時、そして祖母を亡くした時、
今後、後悔だけはしたくないと、毎日、思う限りの最善策を取ってきたつもりだったけど、
それでもやはり、後悔しかありません。
人というのは、そんな性質なのでしょうか。
本当に、本当に、辛い時間を過ごしています。