2022年6月19日 01:00
税理士も人の子、いろいろなタイプの人がいます。
クライアントの意向を聞いて融通を利かせる税理士もいれば、決して曖昧な処理を認めない頑固な税理士もいます。
ずばり、まともな経営者として成長したいのであれば、頑なに税法を守る税理士を顧問とするのが会計法上では厳しいのですが得策だと思います。
その理由として、「自身を律することができる」ということがあげられます。
そして税法について正しく学ぶ事ができます、最後に経営者として正しい道を堂々と歩めるからです。
グレーというのはやはりそこには憂いが必ず残るものです、つまり常に後ろめたさがついて回ります、そんな気持ちで経営していたら企業成長など期待できるはずもありません。
経営者の多くは融通の利く税理士を重宝がります、文句も言わずに出された領収書を確かめもせずに黙認で経費処理してくれるのですから。
対して頑固な税理士は、常に不明な領収書の目的や内容を確認してきます。
互いに面倒と言えば面倒です、でもこれが正しい本来の税理士の仕事だと思うのです。
プロは誇りを持って任務にあたる、そんな厳しい税理士を脇に抱えていたら誇らしいではないでしょうか?
経営者は、経営のプロを誇れるようになってほしいのです。
頑固な税理士は多くの経営者としての反省を促してくれます、これが経営にもしっかり染み込んでいきます。
そんな企業は10年もすれば本当に強い企業になります、どんなことも有耶無耶にせず正々堂々と事業推進できます。
たかが税理士、されど税理士、どんな税理士を抱えるかでその企業の将来が決まると言っても過言ではありません。