2022年5月14日 01:00
ビジネスとは仕事ではありません、ましては作業や業務でもありません、ビジネスとは「商い」なのです、つまりは一連の行動の結果において最終的に利益を生んで初めてビジネスとして評価されるのです。
名刺を山ほど持って人脈の多さを誇る人、思考方法や営業手法を学び多くの知識をひけらかす人、私は「それが何?」と疑問を持ちます。
ビジネス感覚に長けている人は、「持っている人脈や知識を最終的にお金に変えることができる人」なのです。
人脈の多さや知識(技術)の多さは、利益を生まなくてはビジネスにおいては何の価値もありません。
人脈を多く持てばビジネスが成功するのであれば誰だって異業種交流会にせっせと出かけては名刺交換しています、でもそんな行動は知りえた人を活かせなければ時間とお金の無駄にしかなりません。
知識もそうです、本を沢山読んでいろんな人の話を聞いて解ったつもりでも、経験してそれを活かすことができなければ単なる「情報オタク」に過ぎません。
起業したての起業家に多いのですが、毎日忙しくいろんな人に会って歩きながらも携帯片手にメールしたり電話したり常に動き回る人がいます、もしかしてそれをビジネスそのものと勘違いしているのではないでしょうか。
確かにそのような行動も利益を得るための重要な活動の一つですが、それはビジネスとは異なるワーキングに過ぎないのです。
少なくても自分を忙しくすることで、あたかも上手くビジネスをしているかのように自分自身を慰めているとしたら何時かは借金の山に慌てることになります。
ビジネスとは何でしょう、少なくても経営者ならビジネスの基本を正確に理解して行動していただきたいと思います。
利益を得なければ事業推進どころか生活すらままならなくなることを再度意識していただきたいのです、そしてビジネスが上手くいっているとしたら経営陣は時間を持て余すほどに暇なのです。