2022年1月19日 01:00
ビジネス用語の解説をしたいのではありませんが、よくビジネスで使われる言葉に「B2B」や「B2C」というのがあります。
これはそれぞれ「Business to Business」と「Business to Customer」を指し、「企業対企業」と「企業対個人」を表すビジネススタイルです。
例えば、金融や保険業界は法人向けの商品は「B2B商材」、個人向けは「B2C商材」などと呼ばれることがあります。
要は、自身のビジネスやその商材の相手は法人なのか個人なのかということです、そしてこれらを意識すると同じビジネスや商材でも展開方法がまったく異なってきます。
この、ビジネスの相手は誰かということはビジネス戦略上極めて重要な要素になります、これはブランディングテクニックにおいても基本中の基本となります。
また、代理店を展開して個人客は代理店に任せるという、ちょっと上級なビジネス展開を「B2B2C」などという複合用語も生まれています。
これと同様の用語で、今現在私の中でブームを起こしているビジネス展開上の言葉があります。
それは、「O2O」というもので数年前からITやコンサルティング業界でよく使われています。
そして、私もこれを受けて「Webとリアルの融合」というキャッチフレーズを企画書などで多用してきました。
「O2O」とは「Online to Offline」、つまりインターネット上の情報配信とリアルな対応をビジネス化したものです。
例えば、デパートではサイト上で商品説明と同時に購入を受付け、直接担当者が家庭を訪問して手渡ししてくれるというサービスや、スーパーではサイトで購入した商品を2時間以内に家庭に届けるなどのサービスを展開しています。
これを商品ではなく、今後は目に見えない付加価値やコミュニティなどにも広く展開される時代が必ずや台頭してくると予測しています。