2025年11月 1日 10:00
代表にお分けいただいた若木の生長記録です。2025/10/18時点
こちらの白丁花(ハクチョウゲ)は代表から新しくいただいた鉢のひとつです。
まだ背丈は低いのですが、根元からしっかりと枝を伸ばし小さいながらもきちんと木としての姿を感じさせます。
白丁花はアカネ科の常緑低木に分類されます。
アカネ科というとあまり身近な印象がなかったのですが、調べてみるとコーヒーの木やクチナシ、健康食品として知られるノニなども同じ仲間に含まれるそうです。
名前の由来については諸説あります。
白い小さな花が丁子(ちょうじ/クローブ)の花のように見えることから「白い丁の花」と呼ばれるようになったという説のほか、花の形を丁字型(ちょうじがた)と表現し、同じ系統とされる"紫丁花"に対して白い方なので白丁花と名付けられたという説もあるようです。
この株でも特に目を引くのは葉です。
葉は小さな楕円形で白い縁があり、縁がやや明るく、表面には強い艶があります。
厚みのあるしっかりとした質感でサイズ以上の存在感があり、近くで見るととてもきれいです。
育て方については、基本的には明るい場所で管理し真夏の強い直射日光だけは避けるようにします。
水やりは、鉢土の表面が乾いたタイミングでしっかり与えるのがよいようです。
冬は寒さそのものにはそこそこ強いそうですが、冷たい風が直接当たらない場所に置くと安心のようです。
とてもよい株をいただいたので、このまま丁寧に育てて少しずつ枝ぶりが充実していく様子を楽しみたいと思います。