2023年3月30日 10:00
はてなブログMediaが提供するオウンドメディアは多人数編集機能を利用して、ひとつのオウンドメディアを皆で(ひとつのブログで)作り上げる手法でした。
これは小規模コミュニティやチームで運営する場合に適します、しかしコミュニティの人数が10人・20人となってくると運営に支障をきたすようになってきます。
よって、本来は情報発信者がそれぞれのブログを持ち、それぞれの思いを発信していくスタイルが適切です。
ひとつのオウンドメディアをいくつものブログで作り上げるスタイルであればいつでも自由に自分の発信ができるし、何より自分のブログが存在するので積み上げたコンテンツの成果が明確に評価できます。
ブログが個別にあるといっても、同じドメイン下に存在すれば、サイト構成上もカテゴリで個別区分けしているのとなんら変わりはありません。
たとえばデジタルマーケティング・オウンドメディアであるF5オウンドメディアを例にとって見てみます。
F5オウンドメディアでは、現在20社近くの法人によってコンテンツが作られています。
法人が直接管理することで多視点で良質な記事が増えていきます。
ただF5オウンドメディアはこれにとどまりません、多くの編集者がひとつのオウンドメディアを構成するのではなく、複数のオウンドメディアを1つのブログで構成しています。
編集者は大元のトップページと、それ以外のオウンドメディアに登録することができ、その窓口でも編集者として参加できます。
1つのブログで1つの記事を書くだけで、複数のメディアに掲載されると言うわけです。
このように、ひとつのオウンドメディア内でまるでその世界に住む住人と国のような関係を保っています。
どこに住んでもいいし2箇所・3箇所とまたにかけてもいい、グローバルな世界がwebの中に広がっています。
これこそがユニオン構想であり、それを実現したシステムがF5オウンドメディアなのです。