2021年1月16日 10:00
先日のニュースで地域ネットワークに530億円を超す公費を投じたが登録患者数は、国内人口のわずか1%であることに衝撃を受けました。
では私たちの診療情報の電子化はどのくらいされているのでしょうか。
実は、他国と比べ日本は電子カルテがそれほど普及していません。
病院と診療所の電子カルテ普及率は平成29年では、一般病院が約47%、診療所が約42%とデータ共有の環境が未熟で、英国やオランダの90%を超すのとは対照的です。
医療機関における基本的な情報がまだ半分は電子化されていない状況では、厚生労働省が掲げる住み慣れた地域で安心して質の高い医療サービスを受けながら生活していけるような社会の実現はやや遠いような気もします。
しかしながら、地域連携システム、IoT(Internet of Things)、人工知能(AI:Artificial Intelligence)、ブロックチェーンなどの開発、導入が日々進められていることは確実で、各企業の動向が楽しみです。
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ブロックチェーンで未来を変える
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