コンソーシアム型とは、ブロックチェーンで構成する電子台帳システムの一つです。
プライベート型やパブリック型と比べて、大きな違いは必ず複数の決裁者が存在するということです。
つまり、現在の金融機関の業務フローをブロックチェーン化しただけのものであり、P2P取引が行えるというシステムではありません。
当然のこと、決裁者が存在する事で、決裁の正当性を担保する参加者合意アルゴリズムであるコンセンサスは不要となります。
以上の事項と合わせて、ホワイトペーパーの不在やシステムコードが開示されないなどにおいて、現在ではブロックチェーンとは一線を引いた、別次元の電子取引システムとして扱われようとしています。
ERC20とは、イーサリアム・ブロックチェーンを汎用化したブロックチェーンの標準仕様です。
現在、多くの新規発行トークンに利用されています。
もっとも特筆すべき特徴は、ベース通貨イーサリアムとERC20で生成されたコインの全てが一つのウォレットで扱う事ができるという点です。
また、短期間で安価に新規コインのブロックチェーンを開発する事が可能で、新規コインのICOにおけるトークンの発行などに広く利用されています。
新規コインのそれぞれの特徴は、コントラクトとコンセンサス部分を書きかえることで実現します。
各種の機能は、8つのコマンドが用意されており、これを活用すれば容易にプログラミング可能で、開発者の負担を軽減した事が最大の功績として高い評価を得ています。
コンセンサスとは、直訳すると「合意」の意味ですが、ブロックチェーンのセキュリティを保つ意味で重要な要素になります。
ブロックチェーンは、それぞれ独自のコンセンサスによって維持されていると言っても過言ではありません。
ブロックチェーンのアプリケーションの一つであるビットコインは、PoW(プルーフ・オブ・ワーク」により取引におけるブロックの生成に計算力を貸してくれたコンピューターの持ち主に新たなコインを報酬として与えます。
また、コンセンサスはブロックの生成手順そのもので、言いかえればブロック生成権とも言えます。
KYCとは、「Know Your Customer」の略で顧客の本人確認を意味します。
KYCは金融取引の前提となる事項であり、銀行や証券などでは当たり前の事項の一つですが、仮想通貨では極めて甘い手続きが行われているのは事実です。
その為に、仮想通貨がマネーロンダリングに使われるなど世界中で危惧されています。
そこで、世界的に現在では仮想通貨取引所に厳しい指導が入っています。
この辺りが常識的に整うことで、仮想通貨もようやく金融商品の一つとして認められるということになります。
また、現在多くのブロックチェーンサービスでは今後これをどのように自動化するのかが大きな課題として存在しています。
これを完全に行った企業は、ブロックチェーン全盛時代において優位に立つことになるのです。
スマートコントラクトは、イーサーコインのブロックチェーンであるイーサリアムに搭載された特徴的な技術の一つで、このスマートコントラクトを指してイーサリアムと言うほどです。
イーサリアムをベースに、例えば仮想通貨ではなく流通や医療への応用を考えた場合、このスマートコントラクトを書き換えるだけで安定したイーサリアムブロックチェーンを他の業務に利用する事が可能となります。
現在では、このスマートコントラクトだけを研究する研究機関も存在しているほどで、昨年暮れごろから専用書籍も多数出版されるようになりました。
尚、スマートコントラクトは独自の言語が開発されており、IT技術者はこの言語を使用してプログラミングすることになります。