カンファレンスとは、協議会を意味する言葉です。
特に、仮想通貨業界におけるカンファレンスは、仮想通貨の発行母体である企業やプロジェクトのトップや最高技術責任者自らが説明する場であり、ICO直前などには特に注目されるイベントです。
仮想通貨におけるカンファレンスは、ICOの対象となる国において行われ、日本でも2016年以降多くの仮想通貨のカンファレンスが開催されています。
関係者の話しを聞けるだけではなく、質疑応答もあり納得してICOに参加できるようにしています。
日本では法令の動向を見極めているのか、ここ最近は激減しています。
Dapps(ダップス)とは、分散型アプリケーションソフトウェアのことです。
この分散型とは、具体的にいうと分散型電子取引を可能とするブロックチェーンの下で動くアプリケーションソフトウェアを指しています。
そういう意味では、仮想通貨は当にDappsの一つだということです。
仮想通貨以外での産業用途のブロックチェーンとは、基本となるプライベート型のブロックチェーンと、その下で動くDappsとで目的とするブロックチェーンシステムを構築しています。
デフォルトとは、IT用語としては初期(ゼロ)の状態を示す用語で、金融業界などの法律用語としては、破綻や債務不履行を指します。
金融業界で用いられているデフォルトリスクとは、そういう意味では債務者の破綻や発行者の破綻、また債務不履行により元金が保証されない、もしくは回収不能となるリスクを言います。
一般的な意味としてのデフォルトは、自己破産や財務悪化による回収不能を言い、クレジット会社や銀行などではこのデフォルトリスクを最優先した信用調査が行われます。
また、企業においても代金未払いなどを想定して取引先の財務状況を把握するのは当然であり、その為の調査機関も存在しています。
ビサンチン将軍問題とは、仮想通貨の安全性を議論する際にしばしば例として用いられる課題です。
悪意のある者がネットワーク内に存在する場合に、どのようにして正しい取引を承認するかという問題はブロックチェーンのような分散システムを構築する上で、長い間大きな課題とされてきました。
この「ビザンチン将軍問題」というのは、「敵国を囲む複数の将軍間で一斉攻撃の作戦の合意をとりたいが、将軍の中に裏切り者がいたり、伝令者が捕まったり、偽の情報を流されたりする可能性がある場合は、どのように正しい情報を判断し全員の合意を取るか」というものです。
ビットコインが分散システムによって7年間維持されていることを見て、「ビットコインがビザンチン将軍問題を解決している」と言われています。
実際には、ビットコインをはじめ、世の中にある暗号通貨取引システムは、「ビサンチン将軍問題」を解決していない、むしろその問題を解決しなくてもよい方法を見つけ出し、「避けて通っている」というのが正解なのです。
自信過剰バイアスとは、アメリカで行われた心理研究の成果によって生まれた言葉で、投資の世界でもしばしば使われます。
この自信過剰バイアスの意味は、自分の能力に関して根拠がないにも関わらず妙な自信があることをいいます。
投資の世界では、自分の分析や判断が正しいと信じ込み、短期間での売買や他者が買わないようなボロ株などを購入しては損失を出す人を、「自信過剰バイアスが高すぎる」と評しています。
ビジネスや健康管理においても自信過剰バイアスの高い人は、思っているように成果が出ない、高血圧で低体温という大病予備群症状を持っているという検証結果が出ており、心理と健康状態の因果関係に関しても研究され、心理学の研究においては危険性に警鐘を鳴らしています。