2021年9月 3日 07:00
紆余曲折を乗り越え、ついに1年延期された東京2020オリンピックが開催され、無事に閉会致しました。
さて、私はAIに関する近未来に予測できる事象として、「ヒューマノイドオリンピック」が開催されるのではないかと考えているのです。
IT技術者達とこの話題で盛り上がっているのですが、今のAIとアンドロイド技術を分析すれば決して夢ではないと思うのです。
小型のロボットにAIを組み込んだAI+IoT技術の発表の場である、「世界マイクロマウス大会」は30年の歴史を誇ります。
参加国も年々増え世界中で協会も創設され、今では参加者の多くは中学生や高校生と年齢も若くなってきています。
「世界マイクロマウス大会」は、ロボット工学とAI工学の発展と教育に大きく寄与した事は事実です。
このヒューマノイド版が、「ヒューマノイドオリンピック」だと考えています。
驚く事に二足歩行の自立ロボットの誕生はほんの十数年前のことです、その後ロボット工学とAI工学が結びつき、本格的な自律走行する完全な人型ロボットであるヒューマノイド技術が飛躍的に発展しています。
例えば、現在では鉄棒の離れ技やバク転するヒューマノイドが誕生しています、体操や球技などは今のまま技術が発展すれば決して不可能ではありません。
技術の発展は、こういった趣向の大会があるとあっという間に開花するものなのです。
技術者の最大の喜びは、技術力の発表と公正なる評価に他ならないからです。
その点では、課題をクリアするタイプの競技が重要になります。
私が考えているのは現在のオリンピック種目ではなく、ヒューマノイドの性能を確認するような種目が必要になります。
これを考えていて思い付くのが、テレビ番組の「サスケ」です。
「サスケ」で行われている競技をヒューマノイドがやれたら、本当に凄いと思うのです。
技術者の承認欲求を大満足させることのできる「ヒューマノイドオリンピック」、是非実現してほしいと思うばかりです。