2022年4月28日 07:00
ズバリ、今後のブロックチェーンによるP2P取引(個人相対取引)は新たなる経済秩序を生む媒体という存在になる可能性が極めて高くなります。
お金の誕生により労働生産性という秩序が生まれました、労働生産性とは一人の人間がその業務に従事したとして幾らの利益が生まれるかという概念です。
昔から存在する統計では農業や漁業の生産性は低く、金融やITといった付加価値サービス業がどの国でも高いものとなっています。
しかし、ブロックチェーンによるP2P取引の誕生によってこれまでの過去の統計は崩れてくる可能性があります。
更には、「労働」そのものの意味や「労働生産性」という意味そのものが成り立たない可能性もあるのです。
これはどうしてでしょうか?
それは、ブロックチェーンによる経済秩序そのものが利益を生む媒体だからです、つまりお金を使わずに利益を生むという新たな秩序が生まれてくるのです。
そもそも、人間はお金の無い時代にどのようにして欲しい物を得たのでしょうか?
それが最大のヒントです、近未来にはお金で物を買うという秩序そのものが崩壊する可能性があるのです。
お金という物を買う媒体は、持つ者と持たざる者を大きく差別化してきました。
では、お金そのものが必要としない時代に飛躍するのはどのような人でしょうか?
人間は本来の平等な関係を崩壊させました、それはお金でお金を生むという秩序が成り立ってしまったからです。
お金という価値概念が正しいか否かを問われる時代になってきたと思うのです、それがブロックチェーンによるP2P取引が齎す新たな経済秩序なのです。