2021年1月25日 08:00
日本に、新たなウイルス感染症が脅威を齎す可能性が浮上しています。
その感染症とは、SFTSと呼ばれる「重症熱性血小板減少症候群」で、主にマダニにより感染します。
更に、犬や猫も人間と同じように、マダニにより感染しSFTS状態の犬や猫に噛まれたりすることでも人間に感染します。
現在日本では、2013年に初の死者が出て以来266人が感染し、死亡率は21%の57人にのぼっています。
SFTSは2011年に中国で発見され、その後、韓国や日本でも確認された新たな感染症で、今後アジアを中心にパンデミックの恐れが有ると警戒されています。
日本では、石川県以西の西日本地域に患者数が偏っており、現在までに宮崎県の43人、高知県26人、鹿児島県26人、山口県23人、愛媛県23人、広島県21人、徳島県21人などが多い順となっています。
弱っていた野猫を病院に連れて行こうとした主婦が噛まれ、その10日後に死亡した例も報告されており、野犬や野猫には特に注意する必要があるようです。
夏は、暑さにより内臓も弱っており、免疫力が低下する季節です。
ニンニクやタマネギなどを積極的に摂るようにして、免疫力を向上させましょう。
ニンニクやタマネギが大量に使われるスパイスの効いたカレーは、食欲も増進し体調を整え、夏の免疫力アップには特にお奨めの料理です。
パクチーやバジルなどを生で食するのも、抗菌・滅菌作用が有りますので、日頃から多く取り入れるようにしたいものです。