日本の大学医学部を中心とした研究グループである「コロナ制圧タスクフォース」から、興味深い報告がなされています。
同タスクフォースでの報告で、「DOCK2」という遺伝子近くの遺伝子情報が若干違う人が日本人の場合では20%ほど存在しており、この人は他の人に比べて重症化するリスクが2倍以上あることが解りました。
また、感染しにくい血液型はO型で、もっとも感染しやすいAB型はO型の1.6倍の感染リスクがあるということです。
ちなみにA型とB型はO型の1.2倍とAB型に比べてそれほど大きな差はみられません。
これは血液型に詳しい人なら解ると思いますが、A型とB型にはAO型とBO型というO型との混在型が75%存在していますが、AB型にはO型の要素が全くありません。
この血液型での感染リスク比率はインフルエンザウイルスの場合と酷似しており、O型及びO型混在型はウイルス感染リスクが低いということが解ります。
O型は人類誕生時からの血液型で最も古い原始血液型です、ウイルスも人類と共に進化しています、その進化の過程で現在ではO型が他の血液型よりもウイルスの進化と一致しない傾向になっていると考えられています。
ちなみにO型が他の血液型に比べて感染しやすいウイルスは唯一「ピロリ菌」だけです、ピロリ菌は人類発祥から共存しているウイルスであり感染とは言えない関係にあります、ただ免疫力が落ちると胃潰瘍を引き起こすということだけが解っています。
ピロリ菌は胃内に普段は大人しく生存している菌ですが、O型のほとんどの人がピロリ菌を持っていますがAB型の人でピロリ菌を持っている人は皆無です。
このピロリ菌は何のために人類発祥時から胃内に生存し人類と共存してきたのか、そしてその目的は何なのかなど多くが謎のままのステルスウイルスなのです。
ただ、「詳しくは今のところ解らないが、ピロリ菌の有無とウイルス感染リスクは無関係ではなさそうだ」という医療機関の報告もあります。
何事も「原因が在っての結果」です、ウイルス感染も何かの原因を突きとめることで予防方法が解るというものです。
今後も、「コロナ制圧タスクフォース」を初め世界中の医療機関からの研究報告から目が離せません。
私は30年前にあの世へ行きかけた大病を患い、以後自身の身体について知りたくて多くの医学書を読みあさり常に世界中の医療情報を得ては自分なりに調査研究しているのです。
フキ味噌が美味しいなら同じような味のタンポポ味噌も美味しいはず、そんな単純な思考でタンポポ味噌を作ってみました、ちなみにフキは遠いタンポポの親戚です。
使う味噌は勿論自家製の北海道産大粒大豆と米麹で作った減塩味噌です、もろみのようで本当に美味しい味噌です。

このタンポポ味噌ですが、作りたても美味しいのですが5年放置して熟成させてみました。
5年を経過してもまったく悪くならず、むしろ酵素分解されて更に旨みが増して美味しくなっていました。
作った時と比べて色もだいぶ変化したタンポポ味噌。

味はなんとも一言で表現できない複雑な味です、上品な奈良漬のようでもありフルーツのような酸味や甘みを感じタンポポの苦みもしっかりきます。
なんとも言えない実に深い味わいの逸品となりました。
キャットニップは猫好きな人ならばご存知の別名セイヨウマタタビというハーブで、マタタビと同様の薬効成分が入っています。
キャットニップはシソ科でペパーミントのような爽やかな香りが特徴で、精神をリラックスさせてくれるハーブです。
味はペパーミントよりもまろやかで、シソ科だけにオオバの代わりとしてパスタや和え物のトッピングとしても重宝します。
毎年、ベランダ菜園で大量に作っており、週末のリラックスタイムに生葉茶でいただいています。
ベランダ菜園のキャットニップ

キャットニップの生葉茶

山形県では普通に食べられているスベリヒユ、農場視察の際に見つけて採取してきました。


山形県では湯がいてお浸しで食されています。
実際に作って見るとヌメリがあってモロヘイヤのようで大変美味しいです。
茎の部分がコリコリと絶妙に良い食感でたまりません。
実はスベリヒユは優れた薬用植物であるのです、話題の「オメガ3脂肪酸」を豊富に含みます。
「オメガ3脂肪酸」とは、α-リノレン酸(ALA)、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)の総称で、サプリメントでも有名な薬効成分です。
動脈硬化やコレステロールが気になる人には積極的に食べていただきたい野草です。
現在、製薬会社が研究用に栽培し、サプリメントや機能性食品(飲料)としての実用化を目指しています。
ビワの葉には抗酸化作用が期待されるサポニンや、ポリフェノールの一種のタンニンなどが豊富に含まれています。
このビワの葉は「枇杷葉」とも呼ばれる生薬で、漢方薬としても利用されています。
そこで、自社の飲食店舗の庭で育てているビワから新鮮な葉を採取してきてお茶にしてみました。
ビワの葉(かなり大きいです)

ビワの葉の裏面には細い毛がありますので埃が付きやすいのでブラシや布などを使って取り除いてから、一枚一枚丁寧に洗い水気をふき取り乾燥させます。

3週間ほどですっかり水分が抜けてお茶葉になります。

この葉を煎じればビワ茶になります、私は10分ほど煮込みました。
癖も無く苦みも無く、非常に良い香りがして飲みやすいです。
