2022年1月20日 02:00
ある経済誌に、大企業経営者の私生活アンケートなるものが載せられていたことがあります。
その内容で興味深かったのが「テレビを観る時間です」、大企業の経営者は平均で1時間も無いのです。
多くが朝のニュース程度です、夜は会食や接待で家に帰るのも遅くなりテレビをゆっくり見る時間も無いのだろうと考えるのですが、どうもそうではないのです。
家に居る時には趣味に充てるそうで、オーディオは経営者の趣味ではゴルフや釣り(アウトドア含む)と並んで高い比率です。
テレビというのはある意味では現在のスマホと同じです、歩きながらもまた何をしていてもスマホを見ている人がいます。
こういう人は、スマホが無い時代は確実に常にテレビを観ていた人です。
これは心理学的には一つの情報依存症で、また自身の思考を他者に委譲するという他者委譲性を持っていることが伺えます。
ここから解ることが、成功している人は情報は他者依存せず、思考も他者委譲せず自身で情報をプッシュ型で集め分析判断する人だと言えます。
また、テレビの音質は中音域が中心で気持が自然にイライラする音質です、更には動画は思考を麻痺させるほど脳を占有します。
テレビで脳が疲れていては、ビジネスに集中できない理由もこれで解明できます。
成功したければテレビを観ないこと、そして没頭できる道楽を持つこと、これに尽きます。
ビジネスで成功を収めたいのであれば、「テレビを観るなら高音質のオーディオで音楽鑑賞したらどうですか」ということかもしれません。