2021年2月17日 08:00
自分の事は他者を見るように客観視できずに理解しがたくないでしょうか?
でも、それは物理的にも仕方がないのです。
自分の姿を直接見ることは出来ないし、声だって周囲の人が聞いている声と違うのです。
鏡に映った自分を見てください、右手を上げたら左手を上げるでしょ?
これ、当たり前なのですが鏡に映った自分は左右反転しているのです。
映像が反転すると、左右の脳の思考領域の違いで認識するポイントも変わりまるで別の印象になります。
要は、自分が考えている自分と他者が感じている自分はそもそも違うのです。
だから、自分で思ったようにしゃべって思ったようなことを期待しても裏切られることも勘違いされることも多いのです。
普段自分を意識しますか?
道などを歩いているときには自分を中心に見ていますか?
それとも、第3者的に道を歩いている自分を考えるようにしていますか?
前者は自分を見失いやすい人の傾向ですから注意です。
常日頃から、他者から見てどう写るのだろうかを意識して行動している人は人間関係もスムースに行うことができます。
要は、人間関係では自分がどう思っているかではなく、相手は自分をどう思っているかが肝要なのです。
自分が解らない、無理に理解しようとせずに第3者的に自分と上手く向き合うことです。