2021年1月21日 08:00
アスファルトの道路の隙間にひっそりと咲くタンポポ、何という生命力なのでしょう。
このタンポポは確実にこの世に存在しています。
しかし、それに気付いた人だけがそのタンポポの存在を知り、そして多くの気付きを得られます。
これと同じようなことが「チャンス」と「人の縁」です。
誰もが同じ環境にいれば、天から同じチャンスが与えられます。
でも、それに気付いた人だけがそれをチャンスと認識し我が物にすることができるのです。
人の縁も同じこと、その人は自分にとって将来どれほどの幸運と利益を齎せてくれるのかその時にならなければ解りません。
しかし、多くの人は今だけを見て考え、自身の利益優先で付き合うか否かを結論付けてしまっているように思います。
酸いも甘いもいろいろな経験を積んでくると、絶対に現状だけを見て判断はしないものです。
良いことも悪いことも、人というのは今ではなく真の姿はある時期にならなくては解りません。
鋭い感性でそのものの本質を見極めること、この感性が重要です。
薬の発見は?
宝石の発見は?
合金の発見は?
みんな鋭い感性の持ち主によって見つけ出したのです。
目にする全ての物を、目で「見る」のではなく心で「観る」ことが肝要です。
そして、これらは多くの経験によって自身で学んで身に着いてくるようになるのです。