2021年3月 3日 10:00
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚を五感といいますが、人間にはこのほか平衡覚、温度や侵害刺激を受容する皮膚感覚、関節や筋肉の状態を察知する深部感覚などがあります。
感覚系の神経細胞には、外界や体内からの刺激である感覚を受容する受容細胞が用意されています。
受容細胞では、いったん外界の刺激を刺激の大きさに応じて受け取り、受け取られた情報が、細胞内外のイオン透過性の変化として表れ、電気現象として観察できる活動電位となり中枢へ送られます。
2021年3月 3日 10:00
視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚を五感といいますが、人間にはこのほか平衡覚、温度や侵害刺激を受容する皮膚感覚、関節や筋肉の状態を察知する深部感覚などがあります。
感覚系の神経細胞には、外界や体内からの刺激である感覚を受容する受容細胞が用意されています。
受容細胞では、いったん外界の刺激を刺激の大きさに応じて受け取り、受け取られた情報が、細胞内外のイオン透過性の変化として表れ、電気現象として観察できる活動電位となり中枢へ送られます。
2021年3月 2日 10:00
脳幹は人間が生きていくために必須機能の中枢で、心臓循環調節中枢や呼吸中枢などが存在している部分であり、一般的に脳幹が死ぬと人間は生きていくことができません。
延髄、中脳は、呼吸、心臓、血管運動、血砺、唾液分泌などの生命維持に重要な中枢が集まっています。
視床は、嗅覚を除く体性感覚情報を統合して大脳皮質に伝える感覚情報経路の中継点となっています。
視床下部は、自律神経系の統合中枢となります。
小脳は、身体の平衡保持、姿勢反射の調整、随意運動の調節、運動の学習機能を担います。
大脳基底核は、錐体外路系の中枢で骨格筋の運動や緊張状態を無意識に支配します。
2021年3月 1日 10:00
大脳は大きく右半球、左半球の二つの部分に分かれており、それぞれさらに機能単位ごとに「運動野」、「感覚野」、「言語野」と部位が分かれています。
運動野は、中心溝の前である中心前回にあり、全身の運動中枢で、頭頂から下方へ、下肢→体幹→上肢→頭部の順に支配しています。
感覚野は、中心溝の後ろである中心後回にあり、運動野と同順の領域で頭頂から下方へ支配領域があります。
言語野は、ブローカ領域、言葉を発するための中枢である運動性言語野と、ウェルニッケ領域、言葉を理解するための中枢である感覚性言語野に分かれます。
また、前頭葉、頭頂葉、側頭葉、後頭葉に分かれ、運動野、体性感覚野、視覚野、聴覚野以外の広い区域を前頭、頭頂、側頭である連合野が占めています。
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2021年2月28日 10:00
脳および脊髄は、外側から順に、硬膜・くも膜・軟膜の3層の髄膜で覆われています。
くも膜と軟膜の間をくも膜下腔といい脳脊髄液で満たされています。
髄液は、脳室内にある脈絡叢(みゃくらくそう)により産生・分泌され、脳室を循環し、くも膜下腔の脳表において吸収されます。
脳に血液を送る動脈は左右の内頚動脈と椎骨動脈であり、血管と脳実質の間には、血液脳関門があり、特定の物質のみしか通過できません。
これらの血管はいったん吻合しWillis動脈輪を形成し、ついで前・中・後大脳動脈となります。
硬膜と硬膜外は、中硬膜動脈により栄養されています。
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2021年2月27日 10:00
頭蓋骨(とうがいこつ)は、脳を収容している頭蓋腔(とうがいくう)を囲んでいる骨で、一般には「ずがいこつ」とも呼びます。
6種8個の骨からなる脳頭蓋(のうとうがい)と9種15個の骨からなる顔面頭蓋(がんめんとうがい)からなっています。
脳頭蓋は、神経頭蓋(しんけいとうがい)ともいい、脳や嗅覚器官、視覚器官、聴覚器官などを覆う部分で、前頭骨(ぜんとうこつ)、頭頂骨(とうちょうこつ)2個、側頭骨(そくとうこつ)2個、後頭骨(こうとうこつ)、蝶形骨(ちょうけいこつ)、篩骨(しこつ)で構成されています。
顔面頭蓋は、内臓頭蓋(ないぞうとうがい)ともいい、涙骨(るいこつ)2個、鼻骨(びこつ)2個、頬骨(きょうこつ)2個、下鼻甲介(かびこうかい)2個、口蓋骨(こうがいこつ)2個、鋤骨(じょこつ)、上顎骨(じょうがくこつ)2個、下顎骨(かがくこつ)、舌骨(ぜっこつ)で構成されています。
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