2021年4月 1日 10:00
人は健康で自由に生活している時には、生命や病気について考えることはありません。
しかし、自分や親しい人が、重い病気や死の危険にさらされることになると、生きていることについて深く考えるようになります。
さらに、親族や親しい人の死に立ち会ったりすると、なお一層、生命とは何なのか、死とは何なのかを真剣に考え始めます。
治療を受けている人は、回復を信じながらも、死の恐怖と戦いつつ、人間の生命や存在について深く考えるようになり、健康であることへの感謝の念を持つようになります。