2021年3月29日 10:00
生きていることを考えると、生きている人間には「生きている」いう状態の植物的生命と、「生きていく」という能動の動物的生命の二つが同時に活動していることがわかります。
植物的生命は、個体を構成している組織、さらに細胞の生命現象に基づいています。
動物的生命の一つは、生きていくために呼吸や心臓が動的に働き続けていることが必要になります。
二つ目に、自分の生命維持のための食欲を満たす食行動や、子孫に生命を伝えていくための性行動など本能による行動が必要となります。
三つ目に、喜怒哀楽などの感情的な活動、また、集団で群れて生活することで生命の安定を図ろうとする集団欲などがひつようとなります。
人間は自分で意識するしないに関わらず、脳の中枢の働きで制御されながら「たくましく生きていく」、「よりよく生きていく」ことができます。