2017年6月12日 00:00
人は平等に価値有る物を必ず持っています、ただ多くの人は自身のそれを価値有るものだと気がついていません。
オーバーな話をしましょう、河原に多数転がっている石、これがお金になるという価値を感じますか?
おそらく、たった一人を除いてそれを感じることはないでしょう。
これに価値を見出した人がいます、その人はIT企業第一号上場企業の元CSKオーナー大川功氏である。(現在CSKは住友情報システムに吸収合併されている)
大川氏は失業し、一文無しの時に毎日失意の念に絡げられ河原で考えこんでいたそうです、その時にふと天から降ってきたのが、「この石売れないかな?」という閃きでした。
そこから、市役所、県庁と毎日跳び歩き、数ヶ月をかけてついに無料で「採石権」を得てしまいました、そして庭石として全国に売りあるき大きな利益を得たのです。
その利益を更に、当時はビジネスとして成り立つかどうかと誰しも疑問を持っていた情報処理企業(現在IT企業と呼ばれる)を設立し、河原の石で稼いだ私財の全てを投下し、一気に情報処理会社を立ち上げ、キーパンチャー(データ入力要員)を数十人雇ったのです、これがものの見事に数年で時代の波に乗り数万倍の利益を上げたのです。
これが、「成功者とはアイデア一つで、河原に転がっている石っころでもお金に換える事ができる」というレジェンドを残しました。
大川氏は「次代に来るべきものを正確に読んだ」、という天才的な発想も有りましたが、何よりも「欲しい物は何としても得る」という執念が成功を呼び込んだとも言えます、どんな人でもアイデアだけでは成功しないのです、アイデアを具現化するテクニックに加えて執念と努力が必須なのです。
皆さんにも、他者から見ると欲しい物をたくさん持っています。
それは何でしょう?
それにいち早く気付いた人が、まずはお金を得る権利を取得する第一歩となります、でもこれだけではお金を得ることは決してできません。
そこで重要なのが、それをお金に換えるというテクニックが重要になるのです。
その人本人しか持っていない物を価値評価し、それを具体的にお金に換える方法がビジネスとして確立するなら大きな事業として成り立つと考えています。
「一度も成功した事がない」という人、その人はそれまで生きてきた中で、自然と成功しない方法と生き方を選択してきています。
では、それは逆の見方をすると「こうすれば成功しない」という、ある種の負のノウハウに変わります、ノウハウは負であっても一つの価値です。
もっとも、これをお金を払って買う人がいるかは別の次元ですが、要はそういう事なのです。
どんなものにも価値が存在します、重要なのはその価値に気付くという事、そして価値に気付いたらそれをお金に換えるというテクニックが重要です、そしてそれで結果を出すという執念と努力、これが重要なのです。
ほとんどの人はこれをなかなか自身ではできません、できていたら皆が裕福になっているでしょう。
自身でできないこと、逆に私はそこに価値を見い出しており、大きなビジネスチャンスを感じるのです。
※私の言う「道楽ビジネス」とは、当初から利益を追求せずに推進することの愉しみを優先して行うビジネスを指している。
カテゴリ:道楽ビジネス<完結>